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執筆者の写真いちかわ 有花

『一晩だけ~』10話掲載と4周年。

こんにちは。

予告通り(?)今月3回目のブログです。

記念月間なので自己満足ですよろしくお願い致します(^^ゞ。


早速お知らせです。

本日4/21(金)配信のcomicBerry's vol.162

『一晩だけあなたを私にください』(原作:滝井みらん先生)

最新10話を掲載していただいています。


内容紹介:(公式サイトより)

福井へ向かうバスを待つ雪乃の前に、事情を聞いた怜が現れる。自分で決着をつけるため黙っていたが結局巻き込んでしまったと落ち込む雪乃を見て、怜は――!?


とうとう…怜に色々知られてしまいました(*_*)

この10話も制作がとても大変で…OKの出たプロットからネームを2稿くらいまで進めましたが、結局そこから大幅変更して今回のかたちとなりました。

どこがどう変わったとか、色々語りたいことはありますが…ねたばれになってしまうので、連載終了後などに、いつかつらつら書けたらなあと思っています。

が、10話という区切りの回まで来ましたので、ここ数話の制作で感じていたことなどを少しだけ書きたいと思います。


前回の9話から、雪乃が自身を責めるような台詞やモノローグが少し目立ちますが、わたしはそのシーンを読み返す度、必ず泣いてしまいます。

確かに雪乃のしていることはお世辞にも正しいとはいえないかも知れませんが、それには理由があり、彼女が負った心の傷の深さは彼女にしかわからなくて、その辛さから目を背けたくなったり逃げたり…そんなことはあって当然だし仕方のないことだと思います。

「逃げるな、向き合え」なんて、とても他人が口出し出来ることではありません。

特に雪乃の経験したようなデリケートな問題なら尚更です。

だから、雪乃の自分を責めるような言葉を見るたびに「そんなことないよ、そんな風にいわないで」と思ってとても胸が苦しくなります。


でも、彼女はそれを今、乗り越えようとしています。

10話は、トビラでも少し彼女の成長…というか、怜との関係の変化を描かせていただいていて、5話のトビラと関連を持たせています。

この頃の、お互い触れたくても触れられないような、触れたら脆く壊れそうな繊細な関係から、今回の10話まできました。

そして怜との関係に変化はありましたが、物語は次回から新たなフェーズに入り、雪乃にとっては正念場です。

先日色々進める中で、担当さんとも「これは恋愛ものだけど、雪乃の人生再生のストーリー」と話していて、それを思ってまた胸にくるものがありました。

わたしが背負わせていただいているものは、とても大きくて重たいものですが、しっかりと最後まで背負い切って、ゴールに辿り着きたいと思います。

大丈夫だよ雪乃!!任せな!!!


どうか、彼女の成長をあたたかく見守っていただけますと幸いです。

よろしくお願い致します。


そして、今回の10話は元々は5月アタマの配信号に掲載予定で制作をしておりました。

が、諸事情で出張掲載(?)となっています。

3月、ちょっと早めに原稿上げていたので対応できました。

でも、書店さんでのバラ売りや、11話~の掲載予定は元の予定通りですので、5月は雑誌掲載はございません。(さすがにそこまで描き溜めできません!!!(笑)今、11話を制作中です(^^ゞ)

バラ売りは予定通りありますので、そちらをどうぞよろしくお願い致します~~m(__)m。



そしてそして、前回のブログでも書きましたが、おかげさまで(?)今月19日で漫画のお仕事をさせていただくようになってから、4年が経ちました。ワ~~(セルフ拍手👏)

※別名義作品も交じっております。

気になる方は画像からタイトル等検索されてみてください~幻の紙書籍です。。。(^^ゞ


4年間で、配信済みのものは話数にしてトータルで78話分でした。

3年目までは、とにかくがむしゃらに走り続けてきました。

4年目は、走りたくても走れなくなる日も多く、立ち止まって考えることも多い年でした。

5年目は、どうなっていくでしょう。

現状、連載中の2作品をしっかり完結まで描き切る、と、それに尽きるのですが、その先…

実は来年の予定、今のところ白紙なんですよね。。。(笑)

でもまだまだ先なので、来年はどんなことがやりたいか、どうしていきたいか。

しっかり考えて、夏以降くらいにぼちぼち予定を立てていけたらいいなあと思っております。


わたしの目標は、

「一人でも多くの方の心に残る作品を作りたい。」

そして、

『自分の作品にもっと自信が持てるようになりたい』

(自信の無いものを世に出しているのか!と怒られそうですが、そういう訳でもなく…雰囲気で感じてください^^;)

言葉にすると簡単ですが、わたしにとってはとても途方もなく、難しいことです。

一年後、今よりは自信持ててるんじゃない!?って思えていられるように、少しでも成長出来るように日々を過ごせたらなあと思います。


この4年間のあいだでいちかわの作品を読んで下さった方、少しでも楽しかったとか好きだなあとか思って下さった方、いて下さいましたら本当にありがとうございます。

今後も少しでも気に留めていただけたら嬉しいですし、見ていただけるように頑張ります!

どうぞよろしくお願い致します(*´▽`*)


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